ここ数年、以前には信じられないような変わった事件が起きている。

特にお金や明確な殺意を持たない中学生、小学生による殺人事件が気にかかる。

このような事件が起こるとニュースのコメンテータはなんとも言えない憤りを感じる、凄惨な事件だ、罪も無い人に何て事を…などという。

確かに、被害者家族からすればまさにその通りであろう。

しかし、自分は客観的視点からちょっと違う考えをもつ。

この事件は加害者が悪いのだろうか

確かに犯罪者の中には自分の欲望を満たすためだけに人を殺す人もいる。

それは問題外として上に上げたような自分に明確な利益をもたらさない事件についてはどうだろうか?

これは加害者が作り出した悪ではなく社会が作り出した悪ではないかと。
自分たちが見えないところで人間の人格形成に及ぼす出来事(たとえば親の暴力、冷た人間関係)、が広がっているような気がしてならない。

これらの集約した結果がその加害者であり、その制裁を受けた社会の一人が被害者なのではないだろうか

だから、自分はこのような事件が起きてもかわいそうとは思わい、自分たちが悪いのだと思う。と言っても自分の子供が殺されたりなどしたらとてつもない憤りを感じて加害者を殺してやりたいと思う位になるのだろうが  ここら辺が自分も人間なんだなと安心する

たまに人間観についてかくと自分は宗教にでも入って教えを説いている気分。
自分は宗教家ではないので気持ちわるがらないでください